【2021年1月から値上げ】火災保険の補償内容を確認しよう!
全国的に災害の数が増えたことを理由に、各損害保険会社は火災保険料の値上げを決定しました。
2021年1月以降の新規契約から、値上げが適用されます。これから契約を考えている方や満期を迎える方は、情報に注意が必要です。
さて「火災保険」は、建物が火災に遭ったときの補償をイメージしますが、実は火災以外の損害に対しても補償がされます。
そこで今回のコラムでは、火災保険の補償の範囲について、あらためて確認していきましょう。
火災保険の5つの基本補償
※商品によって補償内容が異なる場合もあります。
火災保険は、基本的に次の5つのリスクに対して補償をします。
①火災リスク | 火災・落雷・破裂・爆発等により損害が生じた場合 |
②風災リスク | 風災・ひょう災・雪災により損害が生じた場合 |
③水災リスク | 床上浸水・土砂崩れ等により損害が生じた場合 |
④盗難・水濡れリスク | 盗難・水濡れ・建物の外部からの物体の衝突・労働争議等による破損行為等で損害が生じた場合 |
⑤破損等リスク | 偶然な破損事故等により損害が生じた場合 |
「火災」とありますが、多くの自然災害リスクに対応していることが分かりますね。
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特約で補償をさらに充実させることができる
建物には、自然災害以外にもリスクが伴います。
例えば、「賃貸住宅に住んでいて水漏れを起こし、下の階の住居まで被害が及んだ」などです。
このような万が一に対しては、火災保険に特約を付けて補償を充実させることができます。
特約の内容は商品によって異なります。最近では、ご家庭のパソコンなどがウイルスに感染してしまったときの対処をサポートする「サイバーリスク特約」なども登場しています。
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地震保険とセットで加入するのが一般的
火災保険では、地震の被害は対象外となっています。地震で起こった火災についてもです。
そのため、火災保険と地震保険はセットで加入するのが一般的です。(地震保険は単体では契約できません。)
自然災害はいつどこで起きるか分かりません。火災保険と地震保険の2つで万が一のときの不安を少しでも取り除いておきましょう。
ちなみに、1月から保険料が値上がりするのは火災保険の方のみです。
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まずは今のご加入内容の確認から!
冒頭でもお話ししましたが、火災保険の補償範囲は広いです。なので、契約時にはその内容を覚えていても、いつの間にかあやふやになるお客様が多いです。
生命保険と同じく、どんな補償内容で契約をしているのか?定期的に確認をしておくことをおすすめします。
保険証券の読み方が分からない、契約内容のチェックをしたいなどのご希望がある方は、お気軽にご相談くださいね。
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