マイホームの購入・維持に関わる4つの保険、それぞれの役割とは?
マイホームの購入や維持は、長期的に大きな金額と関わっていくライフイベントです。
長期間、何事もなければ一番良いのですが、災害や家族の健康など見過ごせないリスクはやはりあります。
そこで今回のコラムでは、住宅に関わる保険について、それぞれの役割を詳しく解説していきます。
何がどのリスクに対応しているのか?ぜひ知っておいてくださいね。
マイホーム購入・維持に関する保険は主に4つ
住宅に関わる保険は、主に次の4種類です。
- 団体信用生命保険
- 火災保険
- 地震保険
- 家財保険
それぞれの保険がどのようなリスクに対応しているのか、詳しく解説していきます。
ほけんハウス 真溪(またに)
①団体信用生命保険
団体信用生命保険は、住宅ローン専用の保険です。
長期的なローンを組むことが多いマイホーム購入。ローン支払期間中に契約者に万が一のことがあったら、残された家族には大きな経済的負担がかかってしまいます。
団体信用生命保険は、契約者が死亡・高度障害の状態になったとき、残りのローンを肩代わりしてくれる役割を持っています。
※契約者がガンにかかった際に、ローンの支払いが免除されるタイプのものもあります。
②火災保険
火災保険はその名の通り、住宅が火災に遭った際の補償をしてくれる保険です。「建て直し費用の補償」と考えて差し支えありません。
補償する範囲は火災・落雷・破裂・爆発。それ以外にも特約を付けることにより、風災・ヒョウ災・雪災・水災もカバーできます。(保険会社によって基本補償は異なります。)
盗難や水濡れ、破損などを補償する火災保険もあります。
③地震保険
地震保険は、火災保険だけではカバーできない災害(地震・噴火・津波)を補償します。地震が原因の火災も補償範囲です。
地震保険は、単体では加入できないという大きな特徴があります。基本的に火災保険とセットで加入します。
耐震・免震構造になっている住宅は、保険料の割引が受けられる場合があります。
④家財保険
家財保険は、家具や電化製品などの家財に対して補償する保険です。
水災で家具が水に浸かってしまい、使い物にならなくなった。落雷で電化製品が故障した。このような場合に、買い換え費用として補償を受けることができます。
火災保険は建物自体の保険ですが、家財保険は建物の中のものに対する保険です。
近年、自然災害が猛威を振るうようになってきました。家族の拠点であるマイホームや家財に対する補償も、しっかりと設計しておく必要がありますね。
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収入ダウンやストップに対する備えも忘れずに!
マイホーム購入・維持に対するリスクは、災害だけではありません。
契約者が「ケガや病気などで働けなくなった場合の備え」も考えておく必要があります。
長期的に入院をしたら、医療費がかかります。その期間中の収入は減ります。
収入と支出のバランスが大きく変わることを想定して、「医療保険」や「所得補償保険」で備えていくのが一般的です。
- マイホームを購入する年齢
- お子さんの年齢
- 万が一のときの公的保障
- その他ライフイベント
ご家庭ごとに条件が違います。どのタイミングでいくら保障が必要か?を見極めるには、長期的なライフプランを作成し、俯瞰的になることが大切です。
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家族のみんなにとって大切でくつろげる場所、それがマイホームです。
長く安心した暮らしができるよう、リスクを最小限にする計画を立てていきましょう。