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保険の見直しを検討中、健康診断に引っかかってしまったらどうなる?

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血液検査
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保険の見直しを検討していたのに、健康診断で引っかかってしまった!

こんな時どうなる!?

保険と健康診断の関係、気になりますよね。

「要治療」「要精密検査」「要再検査」「要経過観察」

こんな結果がひとつでもあったら保険にはどんな影響が出るのか?

今回の保険コラムで解説していきます。

 

 

最終的に「異常なし」ならOK!

医師

健康診断で引っかかってしまい、そのままの状態では保険の見直し(新たな保険への加入)はできません。

裏を返せば、「異常なし」になればできます。

 

例えば、健康診断で「要再検査」が出たとして、後日再検査してみたら「異常なし」だった。この場合は保険会社の審査に通り、問題なく加入できることが多いです。

 

また最近では、健康診断の数値に異常が出たものの診察を受け、処方された薬で正常値に戻れば、保険会社の審査にも通りやすくなってきました。(コレステロール、血圧、高脂血症など)

 

 

対して、健康診断で「要再検査」が出たけど、そのまま検査に行かずに放置してある。または、健康診断で「要再検査」が出て、後日再検査してみたら「要治療」だった。

このように、どこかしらに健康の不安要素がある状態のままでは、保険会社の審査は通りにくいと考えてください。

 

 

健康診断の結果で「要治療」「要精密検査」「要再検査」「要経過観察」が出たら、まずはお医者さんへ。

最終的に「異常なし」のお墨付きが出れば、保険の見直しはできるようになります。

 

※「要経過観察」に対しては甘めの保険会社もありますが、全てとは限りません。念のため再検査をして、「異常なし」の状態にしてから保険の見直しに進みましょう。

 

 

加入できるかどうかの基準は保険会社によって違う

審査

保険に加入する際には、今の健康状態を「告知書(セルフチェック表)」にて保険会社に知らせます。(健康診断を保険会社負担で受けて、その結果を送る場合もあります)

保険会社は、提出された告知書などの情報を見て、「この人は加入しても良いか?」を判断します。

 

さて、その判断基準についてですが、保険会社によって違いがあります。

 

  • 血糖値や血圧は厳しめに見る会社
  • 中性脂肪や肝臓の数値には甘めの会社
  • BMI(肥満指数)の上限を決めている会社

など、さまざまです。

 

つまり、最初に加入を検討していたA社の審査には通らなかったけど、基準の違うB社なら通った!というケースもあるということです。

 

 

保険に加入できるか否か?は、その保険会社の判断に委ねられています。

(保険ショップのスタッフなどの「保険募集人」は、お客様と保険会社の橋渡し役であって、加入できるかどうかの判断はしません)

 

健康診断の結果が「異常なし」になってから申し込むことが大前提ですが、万が一、それでも保険会社の判断により審査が通らなかった場合。

あきらめずに、判断基準が違う別の保険会社に加入を申し込んでみるのもひとつの手です。

 

 

健康の状態を知らせる「告知書」にウソを書くと・・・

チェックシート

最近は、ほとんどの保険で加入時の健康診断表の提出は不要になっています。(後から「確認のため出してください」と言われることはあります)

その代わり、「告知書(セルフチェック表)」を記入して提出します。

 

セルフチェックですから、ちょっとズルい考えが働けばウソは書けます。

本当は身体のどこかに不安な部分があるのに、異常なしにチェックを入れて提出する、といった具合です。

 

ですが、告知書にウソを書くのは本当におすすめしません!!

なぜなら、保険会社にバレた時点で痛い目に逢うからです。(これを「告知義務違反」と言います)

 

まず、保険の契約成立前に告知書のウソが発覚した場合、当然その保険への加入はできなくなります。

 

すり抜けて契約が成立したとしても、その後ウソが発覚した場合、

  • 契約解除
  • 所定の状態になっても保険が下りない
  • 解約返戻金が戻ってこない

などのペナルティが科せられます。

これまでかけてきた保険料は全く戻ってきませんし、いざというときの保障もなくなります。

 

保険の目的は、「先々の人生のリスクに備えること」であって、「保険に加入すること」ではありません。

ウソの告知書で保険に加入しても、誰も守れないのです。

 

重ね重ねですが、目先の「保険加入」に意識が向くがあまり、告知書を偽ってしまうのはやめましょう。

 

告知書には異常なしと書いて提出したものの、後から健康上の不安に気付いた場合は、早めに担当者に連絡しましょう。

もしかしたら目星の保険には入れないかもしれませんが、後から告知義務違反とされるよりはマシです。

 

 

 

日本人の健康状態に合わせたさまざまな選択肢がある!

選択肢

長寿の国となった今、健康問題を抱えながら生活する方はどんどん増えてきています。

「健康診断の結果により、目星を付けていた保険への乗り換え(見直し)ができなかった・・・。」

こんな方も多くなってきているのが事実です。

 

そこで最近では、「引受基準緩和型」という保険が登場してきました。俗に言う「持病や病歴があっても入れる保険」です。

 

「引受基準緩和型」は、簡単に説明すると「普通の保険よりも審査基準を緩くした保険」です。

告知書の項目(審査項目)が通常よりも少なくなり、病歴がある方でも入りやすくなっています。

 

その代わり、通常の保険よりも保険料が若干割高です。

なので、通常の保険をいくつか試してみたけど、審査に通らなかった場合の受け皿と思っておくといいでしょう。

 

それでも昔に比べて、健康に心配のある方が無保険状態になる可能性は下がりました。

現在では単に「保険」と言っても、いろいろな選択肢があるということを知っておいていただければと思います。

 

 

まとめ

血圧測定

保険の見直しを検討している最中に、健康診断に引っかかってしまった!

そんなときは、まず「異常なし」になるまで、新規の保険に加入する事はできません。

 

保険会社に提出する健康状態の告知書に、ウソやごまかしが一切ない状態になれば、乗り換えや見直しは可能です。

 

どうしても持病や病歴として不調が残ってしまった場合は、通常の保険より審査の基準が緩い「引受基準緩和型」の保険の選択肢があります。

「その時の状況に応じての保険がある」ということを、頭の片隅に置いておいてくださいね。

 

当店のような「乗り合い保険代理店(複数の保険会社の垣根を超えて保険を扱っているお店)」では、お客様の状況に合わせて、異なる保険会社のプランをいいとこどりで組み合わせられます。

健康に不安のある方でも、どうぞお気軽にご相談にいらしてください!

ほけんハウス 真溪(またに)

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