営業時間:【平日】9:00-18:00 【土日】10:00-16:00 (水曜・祝日定休)【Mail】info@hokenhouse.com【FAX】(0770)21-0262

【福井県敦賀市】保険の見直し、無料相談ができるお店

ほけんの無料相談のご予約はこちら

増えにくく減りやすい日本円。将来の資産をしっかり守るには?

WRITER
 
資産形成
この記事を書いている人 - WRITER -

生活していく上で切っても切れない存在のお金。

近年、消費増税や労働人口の減少などの影響で、日本円を取り巻く環境が大きく変化してきています。

 

おそらく多くの方は「貯金をしなさい」とご両親からアドバイスを受けて育ってきたかと思いますが、これからは、「ただなんとなく貯金をするだけ」では心許ない時代に突入します。

 

では現在、私たち国の通貨である日本円がどのような状況にあるのか?

将来の資産を守るため、まずはそこから知ってみましょう。

 

「増えにくく減りやすい」が日本円の現状

おカネ

目を伏せておきたいことかもしれませんが、現在の日本円の状況を一言であらわすと「増えにくく減りやすい」と言えます。

その理由は2つ。

  1. 国内の銀行預金の利率が低いから
  2. 物価上昇や増税などの影響があるから

です。

 

まず、銀行預金の利率の方から見ていきましょう。

2019年4月の段階で、国内の銀行預金の平均年利率は定期預金が0.011%、普通預金が0.001%となっています。

定期預金に100万円を1年間預けると、年間で100円増える計算です。

 

1980年代のバブル経済の時期は定期預金の金利が約6%、普通預金の金利が約2%でしたから、100万円を定期預金したら年間で6万円増えました。

比べてみると、今の金利の状況がいかに厳しいかが分かりますね。

 

そして2つ目は、物価上昇(インフレ)や増税などの影響です。

今、政府が2%の物価上昇を目指して政策をおこなっていますが、物価が上がるということは、相対的に見ると円資産が目減りするということです。

 

インフレ率2%

 

※長期的に見ると物価は上がっています↓

ガソリン(レギュラー)1リットル 107円⇒132円 約23%上昇
小麦粉1kg 202円⇒237円 約17%上昇
バター200g 333円⇒430円 約29%上昇

【東京都区内:1997年から2017年の20年間の推移】

 

もちろんその他にも、少子高齢化で社会保障費の負担も大きくなる可能性があります。

不安を煽るわけではありません。しかし、日本円を通貨として使っている私たちは今、このような現状にあるのです。

 

 

【対策】金利と時間を味方に付ける!

時間とお金

では、私たちはどうやって将来の生活資産を守っていけば良いのでしょうか?

ポイントとなるのが「金利と時間を味方に付ける」ということです。

 

先ほど「銀行の預金金利はとても低い」とお伝えしましたが、それはあくまでも国内(日本円)での話です。

外国の通貨(外貨)に目を向けると、日本円よりも金利水準が高く推移しています。

通貨 金利(10年国債利回り・2019年6月時点)
米ドル 2.005%
豪ドル 1.322%
日本円 -0.158%
ユーロ -0.327%

 

日本円を外貨に両替して、日本よりも高い金利で運用する。近年ではこのように、外貨建てで資産を持つ方も増えてきました。

 

もちろん、日本円と外貨を両替するということは、為替相場の影響も受けます。

 

為替相場は、例えば1ドル100円の時もあれば、120円の時もあります。常に変動しています。

なのでいざ、外貨で持っていた資産を日本円に替えて使いたいときに、為替相場の影響で元金よりも減る場合もあれば増える場合もあります。

※これを、為替変動リスクと言います。

 

元金が減ってしまうリスクは誰しも避けたいでしょう。そこで「時間」を味方に付けます。

 

日本よりも高い水準の金利で長期間、お金を積立てていくことで、毎年金利分が加算されていきます。

その加算分でできた余裕が、為替変動リスクで減る分を上回れば、元本割れを防止することができます。

複利

 

このように、金利と時間を味方に付けることで、賢く将来の資産を守っていけるのです。

 

 

まとめ

お金の価値は、社会の構造や時代の状況によって変動します。

今の日本は、少子高齢化や物価の上昇、社会保障費の負担増などで「日本円の貯蓄だけでは資産は増えにくく減りやすい時代」です。

 

お金と生活は切っても切り離せません。ならば、なるべく上手に付き合っていきたいものです。

将来の資産を着実に守るために、一緒にマネープランを考えていきましょう。

ほけんハウス 真溪(またに)

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です