雪の季節を迎える敦賀在住の方に知っておいてほしい保険の補償内容
これから、本格的に雪が降る季節になります。
それに伴い、雪による事故やトラブルが起こる可能性が高くなりますが、損害保険が使えるケースがあることをご存じでしょうか?
この記事では、雪災の場合に補償される保険について詳しくご説明します。
ご自身が加入している保険が、どういった場合に使えるのかをしっかり把握しておきましょう。
雪災と自動車保険
自動車保険が適用されるのは、車が事故・故障・盗難により走行不能になった場合であることが多いです。(※各保険会社によって補償の範囲は変わります)
例えば、
- 積もった雪の重みで車の屋根が凹んだ
- 雪壁にぶつかって車が凹んだ
- 雪の重みで潰れたカーポートの下敷きになって車が傷ついた
- 雪崩に巻き込まれた
これらは補償の対象になることが多いです。
しかし、雪の上に乗り上げて車が動けなくなるなど、車自体に損傷がない場合は保険の対象外となる場合が多いです。
また、降り積もった雪でスリップして単独事故を起こした場合や、スリップして他の車に衝突した場合などは、加入している車両保険・自動車保険の種類によって補償の対象かどうかが変わります。
雪道の運転は、単独事故を起こしたり、自動車事故に巻き込まれやすくなります。
そのため、ご自身の加入している自動車保険の補償内容を確認しておくことが大切です。
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雪災と火災保険
火災保険は名前のイメージから、家が火事になった場合に補償されると思われがちです。
しかし、雪災でも適用される場合があります。例えば、
- 雪の重みで屋根が変形してしまった
- 積もった雪の圧力で窓ガラスが割れてしまった
このように、雪によって住居に被害が及んだ場合のほか、
- 大雪でカーポートや車庫、物置が倒壊した
- 落雪によって給湯器や室外機が故障した
- 大雪によってアンテナや太陽光パネルが故障した
- 隣の家からの落雪で自宅の塀や壁が壊れた
このようなケースも補償の対象内になる場合もあります。(※※各保険会社によって補償の範囲は変わります)
火災保険は、建物と家財の両方を補償対象にしているか、かつ雪災補償をつけているかどうかによって補償内容が大きく変わります。
また、以下のケースは雪災の補償対象外となります。
- 自宅の屋根から落雪し、隣の家の屋根や塀が壊れた
- 雪の重みでカーポートが倒壊し、車のフロントガラスが割れた
- 雪解け水による洪水で住居に被害が出た
自宅からの落雪によって、隣の家のものを壊してしまっても、豪雪など自然災害によるものであれば、ご自身がその責任を問われることはありません。
あくまで、隣の家の火災保険が使われることになるので、ご自身の火災保険は使われません。
また、雪の重みでカーポートが落ちて車に被害が及んだ場合は、自動車保険の対象範囲となります。
雪崩による被害は「雪災」になりますが、雪解け水が原因の災害の場合、水災補償が付いていない火災保険では補償の対象外となる場合があります。
雪によって住居以外の箇所が被害にあった場合でも、保険会社に連絡して確認してみることをおすすめします。
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補償内容は定期的に確認を!
雪災の場合に補償される保険についてご説明しました。
同じ雪による被害でも、自動車保険が対象となるのか、火災保険が対象となるのかが変わってきます。
被害が何もないうちは保険を使わないため、その補償内容を忘れてしまう人がほとんどです。
そのため、「実は保険が使えたのに・・・」という場合に保険を使っていないケースも多々あります。
そうならないためにも、定期的に補償内容をチェックしておきましょう。
ほけんはハウスでは、ご加入の保険の保険証券さえご持参いただければ、どの保険会社のプランでも補償内容をチェックできます。
本格的に雪が降る前に、万が一のために備えて保険の補償内容を確認しておきましょう。
お気軽にご質問やご相談をしにいらしてくださいね。
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