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自動車事故を起こしてしまったときの初期対応マニュアル

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事故
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車社会の敦賀市では、多くの人が交通事故のリスクにさらされます。

とくに、車同士の衝突など物損事故の件数は、市内だけでも年間で2000件以上。(※福井県調べ)

「自分には関係ないから」と、高をくくってはいられないことが分かりますね。

 

レジャーシーズンなど移動が多くなる時期には、事故に十分気を付けると同時に、「万が一、自動車事故を起こしてしまったときの対応」を確認しておくと安心です。

そもそも事故が起こらないのが一番ですが、もしもの事態に直面してしまったとしたら、焦ってあたふたするより的確な対応をした方が二次災害などを防げるからです。

 

 

そこで今回のコラムでは、損害保険取り扱い代理店から見た「自動車事故を起こしてしまったときの対応マニュアル」をお伝えしていきます。

 

 

自動車事故を起こしてしまったときの対応5ステップ

自動車事故を起こしてしまったときには、次の5つの順番で初期対応をしていきます。

  1. 救急車(119)を呼び応急処置をおこなう
  2. 警察(110)を呼ぶ
  3. 事故現場の記録と事故車の移動
  4. 自動車保険の加入をしている代理店、もしくは保険会社のサポートセンターに連絡
  5. 相手と連絡先を交換する

 

①救急車(119)を呼び応急処置をおこなう

救急車

事故を起こしてしまったときの第一優先は「人の命」です。

出血をしていたり、身体の一部を強く打ったりしている場合が多いので、まずはすぐに救急車を呼びましょう。

 

救急車が来るまでの間、動ける人は負傷者の応急処置(止血など)をできる限りおこないます。

※周りに人がいる場合、協力を求めましょう。

 

応急処置の方法については、>>日本赤十字社のWebサイトが参考になります。

 

 

②警察(110)を呼ぶ

警察

交通事故後の適切な処理をしてもらうため、警察を呼びましょう。

警察官が到着次第、現場の状況確認がおこなわれ、どのような事故だったのか記録として残されます。

 

 

③事故現場の記録と事故車の移動

事故車両

事故が起こった現場の様子を手早くスマホなどで撮影し、記録を残します。

このような記録は、のちに事故の原因や、相手との過失割合を決めるための証拠となります。

 

もしも余裕があれば、後続車にドライブレコーダーの動画の提出をお願いするなど、第三者目線の記録を残せるように努力しましょう。

 

 

そして車が動く状態であれば速やかに、事故車を路肩など安全な場所に移動させます。(可能なら大きな部品なども)

よく「事故現場を保存しなければ!」と思って車両を動かさない方もいますが、道路の渋滞や二次災害を招く可能性が高く、とても危険です。

※二次災害によって事故と関係のない車や人にキズを付けてしまった場合、賠償責任が発生します。

 

これ以上被害が広がらないように、できる限りの防止策をおこないましょう。

 

 

④保険会社のコールセンターに連絡

サポートセンター

24時間つながる保険会社のコールセンターに連絡をします。

事故処理について経験豊富なスタッフが対応しますので、詳細を落ち着いて、きちんと話すようにしましょう。

車両の修理やレッカー手配など、今後の動きが示されます。

 

 

⑤相手と連絡先の交換

事故現場

 

  1. 氏名・住所・連絡先(運転免許証にて確認)
  2. 車両のナンバープレートの番号
  3. 勤務先の名称・住所・連絡先
  4. 自賠責保険・任意の自動車保険の保険会社名と契約者名

この4つを事故を起こした相手と交換しましょう。のちの賠償交渉に必要になる場合があります。

相手の連絡先を聞き忘れ、あとから警察に問い合わせても、個人情報のためなかなか教えてもらうことはできません。

 

このとき注意したいのは、その場で示談をしないこと。

当事者同士の示談は、トラブルを招く可能性が高いです。

必ず間に保険会社が入ることをお互い確認の上、落ち着いて連絡先を交換してください。

 

以上が、自動車事故を起こしてしまったときの初期対応マニュアルです。

事故が起こると動転して、まずは身内に連絡をしてしまう人も多いですが、何よりも優先するのは「その場にいる人の命と安全」です。

起こってしまった事故は、時間を巻き戻してナシにすることはできません。

なので、これ以上被害が広がらないように行動するのが正しい対応です。

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日頃から備えておきたい2つのこと

ドライバー

遭遇する確率がゼロではない自動車事故。

もしも当事者になってしまったときに備えて、日頃から備えておきたいことが2つあります。

 

1つは、応急処置について知識を深めておくこと。

自治体がおこなっている救急講習などに参加したり、いざというときに使える応急処置マニュアルなどを車に常備しておいても安心です。

止血に使えるタオルやゴム手袋(感染防止のため)も積んでおけば、役に立つ可能性は大いにあります。

 

 

そして2つ目は、事故の時すぐに専門家に連絡できるようにしておくこと。

  • スマホの電話帳に保険会社の電話番号を登録する
  • サポートセンターの番号が書かれたステッカーを車内に貼っておく
  • 保険会社のアプリをスマホにダウンロードしておく

方法はいろいろありますが、「気が動転していても見つけられる」ようにしておくのがポイントです。

 

 

便利で快適な車は、敦賀市民の生活には欠かせない必需品です。ですが、どうしても事故のリスクがあります。

自動車事故に関しては、”備えあれば憂いなし”とは言い切れませんが、前もって知っておくことで小さくできるリスクはあるでしょう。

 

このコラムをきっかけに、「事故の当事者になってしまったときの正しい行動」と、「安全運転」について、今一度考えていただければ幸いです。

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